2014年3月19日水曜日

21世紀の心理療法(1)



 個人的には心理療法家でもなければ心理療法家を目指しているわけでもないのですが・・・・最近の心理療法って、認識論やコミュニケーションに還元されて説明されているところがあるので、仕事や日常生活の場面のコミュニケーションや組織マネジメントなどで役立つことは多いのですよねぇ・・・・


The Evolution of Psychotherapy 1985

 この前、近所の公立図書館に行った時に見つけて読んだ本をご紹介しておきましょう。

タイトルは「21世紀の心理療法(1)[1]

本書は、心理療法のミルトン・H・エリクソン(1901ー1980)の没後の1985年からミルトン・H・エリクソン財団の後援で開催されることになった「The Evolution of Psychotherapy[1]の第一回目の大会での講演やディスカッションの内容が収録された著作を成瀬悟策先生らが邦訳したものです。

The Evolution of Psychotherapy」は、特定の学派にとらわれない、ある意味学派横断の心理療法家の祭典のような形式になっているところに特徴があるように思われます。この回での参加者が約7,000人、そのうち1/3が博士号持ち、1/3が修士号か学士、そして残りの1/3が学生という構成になっていたようです。

 実際1985年の講演者は、論理行動、家族療法、短期療法・・・具体的には、カール・ロジャーズ、アルバート・エリス、アーロン・ベック、ヴァージニア・サティア、マリー・ボウエン、サルバドール・ミニューチェン、ポール・ウオツラウィック、アーネスト・ロッシ、ジェイ・ヘイリー、ロロ・メイ、アルバート・バンジューラ、ジェフリー・ザイク・・・・・と非常に幅広い分野の重鎮先生方となっています。[3]

 個人的に面白いと思ったのは、グレゴリー・ベイトソンの流れを組む、ポール・ウォツラィック、ジェイ・ヘイリー、そしてエリクソンとの共著でも有名なアーネスト・ロッシあたりですかねぇ。

 それで、この時の会議を仕切っているのは当時若干38歳のジェフリー・ザイク。1980年にミルトン・エリクソンが亡くなった後、彼のクライアントを引き継ぎ、非営利のミルトン・H・エリクソン財団を立上げ・・・とそのころから頭角を現していたことが伺えます。

つづく

(参考)
http://ori-japan.blogspot.jp/2014/01/the-evolution-of-psychotherapy-2013.html


文献

[3]http://www.blatner.com/adam/psyntbk/historypsychotherapy/hxpsytherapy1.html

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