2015年8月25日火曜日

制約を使いこなすということ

近所を歩いて、定点観測を行うと面白い事実を発見することがあります。す。 以下の写真の例なんかもその例。

 で多くの人は暗黙の前提として、こう思うのではないかと思います。「道は広ければ広いほど単位時間あたりの通行量は増える!!」と。
でも、それもなんらかの前提条件があっての話・・・・ということがわかってきます。
それで、以前は、この道路、道幅は今より広かったのですが、車が2台ギリギリ通れる一方通行のためか、この道路は駐車や停車が結構多かったという記憶があります。

 もちろん、これが原因となって。
 1.    駐車や停車している車が渋滞の原因となる
2.    停車している車がアイドリングしていて空気が淀んでいる感じがする
3.    見通しが悪く、飛び出しが事故の原因になる
4.    など、など

それで、この根本原因は違法な駐車や停車なので、これをなくすということになるのでしょうが、ここで面白いのは、解決策として道幅を2台の車が並列で通れないくらい狭くした、ということ。つまり、あえて制約条件を設けたということがここでは面白い点でしょう。

このようにすると、道に停車、駐車していると他の車の邪魔になって通ることができずに、すぐ通報されてしまうため、駐車、停車が激減というわけです。


 個人的に面白いのは道幅を広げるのではなくて、あえて狭くしたという逆転の発想のように思ってきます。つまり、「道は広ければ広いほど単位時間あたりの通行量は増える!!」という思い込みが打ち砕かれた瞬間というわけです。


 もっとも、駐車、停車するニーズがあるのなら、これを全体最適の視点から根本的に解決する必要があるとおも思えるのですが、このあたりは今後のテーマということにしておきましょう。

2015年8月21日金曜日

行列のできるラーメン屋のTOC的打ち手の考察

TOCの大前提
 TOC(Theory of Constraints)の方法論を使用して業務プロセスの分析が行う時の大前提がある。それは、

l  制約がシステム(会社や店舗など)の外にあるのか?
l  言い換えると市場に制約条件があるのか?

あるいは、

l  制約がシステム(会社や店舗など)の中にあるのか?
l  言い換えると業務プロセスなど自社の中に制約条件があるのか?

の判断をするところから始める必要がある。

ボトルネックは内か外か?
 でここで行列のできるラーメン屋について考えてみる。
この場合、集客には成功しているわけであるので、当然制約はお客を待たせている(会社や店舗など)の中にあるということになる。
 そこで、もっとスループット(入ってくるお金 ― 純変動費)を上げるのがTOCの目的であるので、このスループットを上げるためには何をすればよいのか?を考えると、行列のできるラーメン屋の場合は、中のプロセスを改善して単位時間内でより多くのお客さんをさばけるというのが打ち手の方向性になる。

外にあるボトルネックは内を変えても良くはならない
 で、よく間違うのは、行列もできていないし、閑古鳥が鳴いているにもかかわらず、中のプロセスを改善しようと考える場合、もちろんここにはITシステムの刷新によるプロセスの改善も入る。


当然、これは正しくない、その理由は制約が明らかに市場に存在しているわけであるので、まずは集客をしっかりやって顧客を集めるというのがその方向性になってくる。もちろん、ラーメンの味がよっぽど不味くないのであれば・・・という条件はつくけれども・・・・・