2016年1月12日火曜日

サイバネティックな意思決定モデル


                                                                                                                             
 自社や競合他社の意思決定を考える。

 当然、状況や相手の出方によって臨機応変に対応を変える必要があるわけで、
 
 これをモデル化すると必然的にサイバネティックなモデルとなる。

 <ひとりごと>



何事にも相手がある話

 連休中、カリフォルニア州モントレーにある米国海軍大学院大学から一般向けに公開されている「中国の危機における意思決定」という修論を読んだ。[1]

 趣旨は中国(北京政府)が高いプレッシャーを受けた場合、1)複雑性をどのようにマネジメントし、2)不確実性にどのように対処し、3)どのように変化を受け入れるのか?、の単純に合理的な論理では記述できない意思決定のプロセスをサイバネティクスでもって形式知化されたモデルでどのように軍事的な意思決定が行われるのか?かの研究。要は北京政府の意思決定プロセスのモデル化だ。

 もちろん、中国は孫子の兵法の国で「戦わずして勝つ」と「兵は詭道なり」というのが既定路線。つまり、いかに自分の力を使わずに省エネで勝利するのか?とプロパガンダばかりやっているし、たまに相手をアット驚かすような奇策で欺くという方向。もちろん、これも相手がある話であり、一切合切含めて意思決定のやり方を敢えてモデル化したのがこの修論というわけだ。

 一方、米国もソ連を倒したまではよかったが、自国にお金がなくなった来たので、ファイティングポーズは取りながらも、ムーンウォークでその覇権を自国方向へ徐々に下げているトランスフォーメーションのまっただ中というが最近の傾向ではある。もちろん、衰退傾向にはあるものの、未だパックス・アメリカーナの「覇道」であることは間違いない。その意味では「詭道」を抑えこむ「覇道」という意味でのサイバネティックモデルようにも思えてくる。

 現在、日本や東アジアを取り巻く状況は同様に複雑で不確実なところがあり、どうしても軍事関係に目が行ってしまうところはある。が、インターネットが元々軍事技術から始めったようにこの枠組みを競合分析などで活用するというのはありな感じはしているところだ。

 一例として、こういったサイバネティクスのモデルを会社の意思決定に持ち込む。意思決定はいつも直線的な合理性に基づいて行われているとは限らない。当然、状況判断は入るし、競合や顧客の出方によって時々刻々と変化していく。複雑性、不確実性、曖昧性に対処しなくてはならない。因果は直線ではなく円環である。その意味ではこういったサイバネティックモデルを考えてみるのが良いのだろう。

 もちろん、これは普段このブログで書いているミルトン・エリクソンから派生した短期療法のモデルと同じということでもある。

(つづく)

文献
[1]http://www.dtic.mil/dtic/tr/fulltext/u2/a518558.pdf

記事の内容の正誤について、執筆者は一切保証いたしません。また、本書の内容、エクソサイズなどを実行した結果被った被害などについて著者は一切責任を負わないこととします。本ニュースレターの内容は、以下クリエイティブ・コモンズ・ライセンスに従うものとします。但し、引用元の著作権は引用元に所属します。ご意見、ご感想は次へ tritune'`@''gmail.com
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2016年1月7日木曜日

GTDを進化させる1年へ


 Google Inbox は実は隠れた名アプリだと思う。                                                                                                                                     
 これで、Google Keep と Gmail が連携できて GTDが簡単に組める。

 情報を Google Storage にクリップしておけば Google だけでGTDが完結。

 クライアント端末は、Android 、Chromebook、Chromeと透過的。

 やりたいことを登録しておけば、無理なく実行できる。

 
 <ひとりごと>


GTDはGoogleだけでできる時代

    現在、Android や Chromebookを主たる端末として使っている。こういったクロスプラットフォーム上での情報活用を考えると、透過的に活用できるアプリでGTD(Getting Things Done)を組んでいるととても便利だ。[1] 情報管理について、システム手帳や色々なアプリを使ってきたけれど、今はGTDに落ち着いている。やることを外在化して明確にしておき、それをやる時期が来た時、その事を集中して実行するというのはストレスをためないという点からも重要なことだ。

 また、具体的なツールに関して言えば、ここ数年GTDは、Evernote を中心にしていたけれど、最近、この環境を Google に移行し終わったところだ。

 実際のアプリケーションは以下の5つ。

 1)Gmail   → GTD用のラベルを追加。連絡用メール
 2)Google Keep → 日常のメモ+リマインダー
 3)Google Calendar  スケジュール管理+リマインダー
 4)Google Inbox  → 情報連携用、一括表示
 5)Google Storage → 情報クリップ用

 Gmail にGTDラベルを付ければ、あとは特に独自に設定しなくても自動的に情報が連携されるので非常に簡単だ。特に、Google Inboxが情報連携の要になっていて、Googleがひっそり提供しているキラー・アプリということなのだろう。

 それで、こういったアプリはWebアプリの疎結合というところがミソのように思える。つまり、あまり難しく考えずに、思いついた時に思いついた入り口から情報を投げ込み、ゆるーい感じで情報を整理するなり、捨てるなりするのが良いということなのだろう。どこから入れても良いし、どこから実行してもよいというような、情報の入力と行動による出力がオムニチャネル的ではある。

 そのようなわけで、今年1年は、このプラットフォームを中心に情報の整理や、色々なことの実行支援に活用してみたい、と考えている。

(つづく)

文献
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2016年1月1日金曜日

謹賀新年

 あけましておめでとうございます。

 本年もよろしくお願いいたします。

                   皇紀2676年 元旦