2017年1月18日水曜日

ミルトン・エリクソン論文全集を読む 18日目


                                                                                                                             
 あまり面白いことを書かなくなったのは、

 結構、真剣に読んでいる証拠かも(笑)。

 <ひとりごと>



今日は、淡々と読む

  備忘録として書いておく。


 お正月から、ミルトン・エリクソンの論文全集『The Collected Papers Milton H. Erickson』[1]を読んでいる。読み方のルールはここ。それで、18日目の進捗などを書いておきたい。

   今日は、「Deep Hypnosis and Its induction」というタイトルで1952年に Experimental Hypnosis に投稿された論文の続き。

《 "深い"トランス状態にすることの問題点》

 ここでのテーマは、エリクソンが実験から考察した "深い"トランス誘導を行うことについての問題点、課題が語られている。エリクソンの論文から読み取れるのは「論より証拠」という態度だ。つまり、理論より実際に仮説ー検証で確かめてみるのがなにより重要だという態度だ。言葉の端々から感じられる。

《トランス誘導とトランスの利用は異なる》

 外科医のメタファーで説明している、トランス誘導というのは単なる麻酔のようなもの、トランスの利用が手術ということになる。要は、トランス状態に導くことが目的ではなく、この導いたトランス状態の中で何を行うのか?が重要だというわけだ。

《通常意識での振る舞いとトランス状態の無意識での振る舞いを区別する》

 通常の意識とトランス状態の無意識での被験者の振る舞いは異なる。エリクソンはこの違いをよく観察するように説く。

《トランス誘導の心得》

 被験者のニーズに沿って進める。被験者の協力が必要。ただし、通常意識で重要ではなくてもトランス状態になると重要になってくるものがある。

《被験者の安全》

 覚醒している時も催眠状態の時も、被験者を安心、安全な環境に置く。被験者の権利、プライバシーを厳守。被験者を安心、安全な環境におくことに努力が払われる。

《催眠をかける側は孵化器》

 催眠をかける側は孵化器、被験者は卵から孵るヒナのようなものである。抵抗を示している被験者への対処。

   博士号を持っている人などエリクソンのデモに抵抗した人にどのように対処したか?など書かれている。
 


1月18日の進捗、144ページまで(全体 2,648ページ、進捗率 5.4%) 

Volume 1  : The Nature of Hypnosis and Suggestion

Deep Hypnosis and Its Induction
Milton H. EricksonReprinted with permission from Experimental Hypnosis, Leslie M. LeCron (editor). New York, Macmillan, 1952, pp. 70-114. Copyright 1952 by Leslie M. LeCron.



(つづく)

文献
[1]http://ori-japan.blogspot.jp/2017/01/collected-papers.html


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