2017年1月10日火曜日

ミルトン・エリクソン論文全集を読む 10日目


                                                                                                                             

 オルダス・ハクスリー登場。

 ここに深入りし過ぎるとサイケな世界に・・・・・(笑)。
 
 <ひとりごと>



意識と知覚と

  備忘録として書いておく。

 お正月から、ミルトン・エリクソンの論文集『The Collected Papers Milton H. Erickson』[1]を読んでいる。読み方のルールはここ。それで、10日目の進捗などを書いておきたい。

 2本目の論文はとりあえず読み終わった。面白かったのは、実験内容よりも周辺の状況。まず実験が開始されたのは 1923年。この頃は当然論文を発表するような場所もあまりない。最初は1930年代あたりから一般的な心理学の学術誌などに投稿を開始した形跡が参考文献から分かる。そして 1957年にはじめて American Society of Clinical Hypnosisが設立されてその学術誌 American Journal of Clinical Hypnosisに1967年に投稿されたのがこの論文だとすると随分足が長い話だ。もちろん、エリクソンのような心理療法の世界に限らないのだろうが、学会をつくったり、とこういった地道な活動が重要だということなのだろう。ある意味、道無き道を切り開いたベンチャー・スピリットに溢れる人だということにもなるだろう。

  3本目の論文は、エリクソンとオルダス・ハクスリー[2]との出会いだ。1950年代前半と書かれている。ハクスリーは英国生まれだが、この時期はロスアンゼルス郊外に居を構えて住んでいる。エリクソンと意識や知覚の性質についての議論を開始するような格好になる。ハクスリーが何をやっていたのか?はその著書『知覚の扉』[3]に詳しい。ハクスリーは自分自身で一種の催眠状態のような意識状態である『Deep Refection』という状態に入ることが出来る。この状態で様々な意識、知覚に関する実験を行い自身のノートに記録した。ただ、山火事で自宅が火事になりこのノートの大半を消失した、と書かれている。



1月10日の進捗、80ページまで

Volume 1  : The Nature of Hypnosis and Suggestion

Further Experimental Investigation of Hypnosis: Hypnotic and Nonhypnotic Realities Milton H. Erickson Reprinted with permission from The American Journal of Clinical Hypnosis, October, 1967, 10, 87-135.

とりあえずこちらの論文は読み終わった。

A Special Inquiry with Aldous Huxley into the Nature and Character of Various States of ConsciousnessMilton H. EricksonReprinted with permission from The American Journal of Clinical Hypnosis, July, 1965, 8, 14-33.

1950年にエリクソンは、L.A.でオルダス・ハクスリーと出会う。これ以降、意識、知覚などについての意見交換を行う間柄になる。



(つづく)

文献
[1]http://ori-japan.blogspot.jp/2017/01/collected-papers.html
[2]https://ja.wikipedia.org/wiki/オルダス・ハクスリー
[3]https://www.amazon.co.jp/dp/4582761151/

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