2017年1月8日日曜日

ミルトン・エリクソン論文全集を読む 8日目


                                                                                                                             

 英語は、目で読んで、音で読んで、読ませて聞いて、考える。

 まぁ、これもまた実験(笑)。
 
 <ひとりごと>



楽チンな読み方を考える?

  備忘録として書いておく。

 お正月から、ミルトン・エリクソンの論文集『The Collected Papers Milton H. Erickson』[1]を読んでいるのだが、8日目の進捗などを書いておきたい。

  まず、このあたりを読んでいるとデジャヴ感がある。理由は、前に読んだ「Complete Works」[2]に収録されていた論文を読んでいるからだろう。

《使用機材の違いと読む方法》

  だが、前回「Complete Works」を読んだ時、と大きく異なるのは、PDFを読んでいるプラットフォームが Windows から Chromebookになっていること。前回と較べて Chromebookと Googleのサービスを最大限に活用するようになったことだろう。具体的には、読み上げソフトの活用、使っているのは Voice Instead だが技術の進化なのか案外英語ネイティブの人が読んでいるような感じで読んでくれているので便利だ。その意味では①黙読し、②音読し、③読み上げを聞いている、と意図的に冗長に読むと理解が進む感じはしている。

《どんな録音機?》

  テクノロジーの話をすると、1923-24年のエリクソンの催眠実験で被験者の音声を録音するために録音機が使われている。時代を考慮し、いったいどのような機材が使われていたのだろうと考えると興味は尽きないところだ。少なくとも、現在のように近所の家電量販店で気軽に買えるという時代ではないのだろうから何かの意図があって録音していたということだ。実際の状況を観察してメモする。メタ認知的に録音を再度聞いてみる、ということで記述の内容は正確になるはずだ。

《内容のメモ》

 さて、休日なので最初から軽く通しで p.64まで読んでみたところだ。このあたりは、社会科学的な実験なので割と大雑把に実験を進めている感じがする。時折、個人名を特定しない個人の現象を観察した記述が入る感じになっている。その意味ではメモ書きをまとめているような格好だ。被験者の数字も表になっているというわけではないので数をきちんと追って読まないとうっかり読みのがす感じだ。

 このあたりの実験の難しさは、最初から理論を追試するみたいなことにはなっていないので実際やってみた結果、例えば被験者a と被験者 b の違いを考え見る、これをグルーピングして同じような差異を示すになる被験者グループ A と被験者グループBの違いは何か?のようにちょっとづつ実験を進めていく難しさだろう。

 もちろん、ここでは後の心理療法家のプロセスの中に催眠を組み込むといった話ではなく、純粋に催眠現象を引き出してそれを観察し考察するような形式で実験が進行している。



1月8日の進捗、64ページまで

Volume 1  : The Nature of Hypnosis and Suggestion

Further Experimental Investigation of Hypnosis: Hypnotic and Nonhypnotic Realities Milton H. Erickson Reprinted with permission from The American Journal of Clinical Hypnosis, October, 1967, 10, 87-135.

社会科学的実験なのでやり方も結果も大雑把。被験者の 1/3は夢遊病的トランスの生成、普段の意識と変わらないハルシネーションの生成、トランス解除後のトランス時の記憶喪失に成功。


(つづく)

文献
[1]http://ori-japan.blogspot.jp/2017/01/collected-papers.html
[2]https://www.amazon.co.jp/Complete-Works-1-0-Milton-Erickson/dp/0971619034

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