2017年8月1日火曜日

ミルトン・エリクソン論文全集を読む 213日目


                                                                                                                            
 
  メタ・コミュケーションと無意識は互換。

  これは非常に面白い。

   <ひとりごと>




はじめに

 備忘録として、



 お正月から、ミルトン・エリクソンの論文全集『The Collected Papers Milton H. Erickson』[1] を読んでいる。読み方のルールはここで書いた。

 213日目について書いておきたい。 
 
催眠の現実

 「Hypnotic Realities The Induction of Clinical Hypnosis and Forms of Indirect Suggestion(1976)」著者はミルトン・エリクソンとアーネスト・ロッシ+シーラ・ロッシ。

    ミルトン・エリクソン論文全集の第四巻を読んでいる。そこに含まれていて、今回からの範囲に収録されているのは、「Hypnotic Realities : 催眠の現実」だ。個人的には英語で何度か読んでいる。また、書店でぱらぱらとしか確認していないが邦訳が出ている。

 そのため、ここの部分の読み方についてはルール変更して興味深いと思ったメモだけ記載しておくことにしたい。

・・・・・・・・・・・
 今日は以下の内容。治療的ダブル・バインド

THERAPEUTIC BINDS AND DOUBLE BINDS 
I. The Bind and Double Bind Question 
2. The Time Bind and Double Bind 
3. The Conscious-Unconscious Double Bind 
4. The Double-Dissociation Double Bind 
5. A General Hypothesis About Evoking Hypnotic Phenomena 
6. The Reverse Set Double Bind
7. The Non Sequitur Double Bind 
 
随考

 ―― 無意識とメタ・コミュケーション――
   
    論文の今日の範囲のあたりに「メタ・コミュケーション」という用語が登場する。個人的には非常に興味を引く用語だ。

 ここでは、「無意識」と「メタ・コミュケーション」は互換として使われていると書かれている。これは、非常に面白いところだ。

 ベイトソンの用語でメタ言語的とメタ・コミュケーション的の違いについては、このあたりで書いた。

 確かに「無意識」という用語を使うと存在自体があやふやであるし、そもそも何か固定化されたモノがあるようなイメージを与える。

 しかし、「無意識」をサイバネティクス的に何かと相互作用するコミュケーションである「メタ・コミュケーション」と言い換えてみる。

 そうすると途端にその動的な側面が強調されることになる。これは、「無意識」を何かと相互作用するプロセスとして捉えているということになる。これは第二次サイバネティクスを持ち込んでつくったモデルということになるのだろうが、これで、エリクソンの技法の色々なことが怪しくないやり方で説明できるようになった、ということにはなるのだろう。
   

8月1日の進捗、1680ページまで(全体 2,648ページ、進捗率 63.4%)


Volume IV
INOVATIVE HYPNOTHRAPY


Hypnotic Realities The Induction of Clinical Hypnosis and Forms of Indirect Suggestion by Milton H. Erickson, Ernest L. Rossi & Sheila I. Rossi With a Foreword by Andre M. Weitzenhoffer



お知らせ:

ミルトン・エリクソンの本質を突き詰めたから分かったことがあります。

 組織のパラドクスを解消し、組織の認識、行動の変化を支援する、
「変化・創発ファシリテーション」のオンデマンド、オンサイト講座を開始いたします。

詳細は、こちらから。


(つづく)

文献
[1]http://ori-japan.blogspot.jp/2017/01/collected-papers.html


記事の内容の正誤について、執筆者は一切保証いたしません。また、本書の内容、エクソサイズなどを実行した結果被った被害などについて著者は一切責任を負わないこととします。本ニュースレターの内容は、以下クリエイティブ・コモンズ・ライセンスに従うものとします。但し、引用元の著作権は引用元に所属します。ご意見、ご感想は次へ tritune'`@''gmail.com

https://www.facebook.com/Okirakusoken-236949276723679


――

0 件のコメント:

コメントを投稿