2017年8月17日木曜日

ミルトン・エリクソン論文全集を読む 229日目


                                                                                                                            
 
  治療的トランスって瞑想なのかねぇ?

   <ひとりごと>




はじめに

 備忘録として、



 お正月から、ミルトン・エリクソンの論文全集『The Collected Papers Milton H. Erickson』[1] を読んでいる。読み方のルールはここで書いた。

 229日目について書いておきたい。 
 
催眠の現実

 「Hypnotic Realities The Induction of Clinical Hypnosis and Forms of Indirect Suggestion(1976)」著者はミルトン・エリクソンとアーネスト・ロッシ+シーラ・ロッシ。

    ミルトン・エリクソン論文全集の第四巻を読んでいる。そこに含まれていて、今回からの範囲に収録されているのは、「Hypnotic Realities : 催眠の現実」だ。個人的には英語で何度か読んでいる。また、書店でぱらぱらとしか確認していないが邦訳が出ている。

 そのため、ここの部分の読み方についてはルール変更して興味深いと思ったメモだけ記載しておくことにしたい。

・・・・・・・・・・・
 今日は以下の内容。

・INDIRECT CONDITIONING OF TRANCE 
・Exercises with Indirect or Incidental Conditioning of Trance
・VOICE DYNAMICS IN TRANCE 
・Alternating Attention to Therapist's Voice as an Indication of Trance Experience 
・Therapist Voice as Vehicle for Projection
・Voice Locus and Volume for Spatial-Perceptual Associations 
・Voice Locus for Conditioning Conscious and Unconscious Levels of Receptivity 
・Exercises with Voice Dynamics
・INTERCONTEXTUAL CUES AND INDIRECT SUGGESTIONS 
・Exercises with Intercontextual Cues and Suggestions 
 
随考
 
    昨日、の範囲だが書き忘れたので少々。なかなか示唆深い。


We may note that this way of defining therapeutic trance is very similar to the classical use of meditation. The word "meditation" comes from the Latin meditari, a passive form of the verb that means literally "being moved to the center." Consciousness remains passive as it is moved to the center (the unconscious), where it can achieve wholeness: a reunion with contents and tendencies that have been excluded from consciousness (Jung, 1960)

 我々は、治療的なトランスを定義するこの方法は、瞑想の古典的な使用に非常に似ていることに気付くかもしれません。 「瞑想」という言葉は、文字通り「中心に移動する」という意味の動詞の受動態であるラテンメディタリから来ています。 意識は、それが完全性を達成することができる中心(無意識)に移動するにつれて受動的なままです:意識から排除された内容と傾向を持つ再結合(Jung、1960)

 
 下手に催眠に時間とお金をかけるよりマインドフルネス瞑想でもしていたほうがよいかもしれないということだ(笑)。
 
さらに、少しメモを少々。エリクソンとは直接関係ないが、催眠を試す方法として一番安心できるのが自己催眠ということになるだろう。これについて一つの方法として Rapid Self-Hypnosis (RSH) という方法についての論文がある。具体的には「Rapid self-hypnosis: A suggestion method for self-control (1998)」というタイトルの論文がある。プロトコルは簡単なので、この方法でトランス状態に入って自己コントロールのために暗示を自分でやってみるというのは実験としてはありだろう。

 少々巨大なファイルになるがネットに同じRSHについて書かれた「Rapid Self-Hypnosis: A New Self-Hypnosis Method and Its COmparison with Hypnotic Induction Profile (HIP)
」に統計的に検証された効果が書かれている。

 個人的にはベティ・エリクソンの自己催眠もお気に入りではあるのだが。
 
8月17日の進捗、1,808ページまで(全体 2,648ページ、進捗率 68.3%)


Volume IV
INOVATIVE HYPNOTHRAPY


Hypnotic Realities The Induction of Clinical Hypnosis and Forms of Indirect Suggestion by Milton H. Erickson, Ernest L. Rossi & Sheila I. Rossi With a Foreword by Andre M. Weitzenhoffer



お知らせ:

ミルトン・エリクソンの本質を突き詰めたから分かったことがあります。

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「変化・創発ファシリテーション」のオンデマンド、オンサイト講座を開始いたします。

詳細は、こちらから。


(つづく)

文献
[1]http://ori-japan.blogspot.jp/2017/01/collected-papers.html


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